オタキング美談「難病少女との約束」





オタキングこと岡田斗司夫氏といえば先週アメリカで右足中指を骨折する重症を負ったので帰国後に大阪の仕事をキャンセルした男として有名だ。足の指を骨折した男が東京から大阪へ行くのがどれだけ大変かは誰にでもわかる。だから今週オタキングは大阪のテレビ局で生放送している番組「正義のミカタ」を欠席するはずだった。
ところが!本日の正義のミカタの生放送にオタキングが出演していたではないか!骨折したのに大丈夫なのか?!
実はこれには秘密があった。

先日骨折したオタキングがリハビリのために吉祥寺の公園を歩いていると、もう夕方なのに少女がブランコに一人で乗っていた。

親切なオタキングは少女に声を掛けた。
「お嬢ちゃん、もう暗いから家に帰ったら?」
すると少女はこう答えた。
「いやよ!実は私難病なの!どうせもうすぐ死ぬの!だから家には帰らない!」
驚いたオタキングは言い返した。
「おい!軽々しく死ぬなんて言うな!今キミもボクも生きているじゃないか!僕たちみんなサバイバリスト。ラッキー!そうさラッキーと思え!」
だが少女はこういった。
「ふん、私あなたを知っているわよ。超人気芸能人のオタキングこと岡田斗司夫さんでしょう。あなたみたいな社会的地位の高いインテリ文化人に私の痛みがわかるものですか!」
するとオタキングはこういった。
「わかるさ。ボクだって今右足の中指を骨折しているんだ。今こうやって公園を散歩してリハビリしてるけどすごく苦しい。君と同じ苦しみを味わっているんだ」
すると少女がこういった。
「ふん、その程度の痛みなんか何さ!そうだわ!そんなに私の痛みがわかると言うなら、あなた骨折した足を引きずって大阪まで行って生放送に出演しなさいよ!そしたら私あなたの言う通り家に帰ってあげるわ」
オタキングはしばらく黙っていたがやがて頷いた。
「・・・わかった。ボクは君のために24日放送のテレビ番組正義のミカタに出よう。その代わり君はきちんと病院に行って難病の治療を受けるんだ。いいね」

そして今日の朝9時30分。テレビ画面の中には骨折の激痛を我慢しながら必死にコメンテーターとして弁舌を振るうオタキングの姿があった。そしてそれを見た一人の少女がテレビの前で感動の涙を流していた。
少女はこうつぶやいたという。
「私たちみんなサバイバリスト・・・ラッキー!」
その翌日。少女はあれほど嫌がっていた病院へ自分から行くと言い出して両親を驚かせたという。

「オタキングと難病少女」完