衝撃!岡田斗司夫は模型作りの達人だった!




オタク業界には様々な達人が存在する。
アニメ界には彩色の達人やキャラデザの達人がいる。漫画界にはコマ割りの達人や集中線の達人。
今回は模型界の達人を紹介しよう。
その人の名は岡田斗司夫。あのEVAを作ったガイナックスの創業者という肩書ばかりがクローズアップされているのであまり知られていないが、実は岡田斗司夫は模型作りの達人らしい。
彼が作った模型「ムーミンハウス」がブログで紹介されその素晴らしい出来栄えに感動した模型オタクは多い。
だがそれと同時にアンチ岡田と呼ばれる人々から「この模型は本当に岡田が作ったのか?」「実際に作ったのはゴーストモデラーで岡田はあたかも自分が作ったふりをして手柄を横取りしたのではないのか?」と疑問の声がネット上に溢れたのであった。
だが安心してほしい。岡田斗司夫が模型の達人であるという証拠があるのだ。

ある日、僕は知人の「模型のケイタ」さんと一緒にアキバの裏通りにあるマンションの一室にいた。ここで模型雑誌で活躍する有名プロモデラーの先生が「模型塾」を開いているというので電話で見学を申し込んだのだ。
室内に入ると愛想の良い先生が「やあ、見学のサスケさんとケイタさんですね。いや~あなた達は運がいい」と言った。
サスケさんが言った。「なぜ運が良いのでござるか?」
先生が言った。「実は今日伝説の模型の達人が制作の実演をするためにいらっしゃってるんですよ。大先生!どうぞ!」
すると奥の襖がサーッと開いて上品な和服姿の男性が登場した。だがその顔を見た瞬間僕とケイタさんは驚きの声を上げた!「東大とMITの講師を歴任した政治評論家のオタキングだ!」
オタキングはニコニコと笑いながら「ハッハッハ。バズーカ岡田です」と愛想よく挨拶をした。
だが僕はこころの中で(これはやばいぞ)と思った。一緒に来たケイタさんは強烈なアンチオタキングなのだ!彼は萌えアニメおたくなので萌えアニメに対して批判的な岡田斗司夫を嫌っている。(頼むから揉め事は起こさないでチョーダイ)と思った。
だがそんな願いは無駄だった。ケイタさんが生意気にもオタキングを挑発し始めたのだ!
ケイタさんはネットの噂でオタキングのゴーストモデラー疑惑を知っていた。ケイタさんはカバンからランナーに繋がったままの模型の部品を取り出すと「ウヒヒ。さあオタキングさん。あなたが本当に模型作りの達人ならばちょっとこの模型を組み立ててほしいでござるよ」と言った!明らかにオタキングの模型の腕前を疑っている!
ケイタさんの失礼な挑発に僕はとても驚いたのだがその直後もっと驚くことになった。
ケイタさんの手に握られていたランナーに繋がった部品が瞬きをした一瞬に消えたのだ!見間違いかと思ってもう一度瞬きすると、な、ななな、なんと!今度はケイタさんの手に部品が取り去られたカラのランナーだけが残っているではないか!
どうやら一瞬の間に誰かがケイタさんの手からランナーを奪い去り一瞬で部品をニッパーで切り取ってカラになったランナーだけをケイタさんの手に戻したのだ!
(だが一体誰がそんなことを・・・)
そんな僕の心を読んだようにオタキングが言った。
「ハッハッハ。お探しの部品はこれですか?」
その声に僕らがオタキングを振り返ると彼の手には切り取られた部品が握られているではないか!
「そ、そんなバカな!ちょっと拝見するでござるよ!」
そしてケイタさんと僕は切り離された部品を見た。切り口にはゲートの跡が全く残っていない!オタキングは一瞬の間に奪い去ったランナーからニッパーで部品を切り取りカッターと紙やすりでゲート跡を完璧に処理したのだ!その間わずか2秒!
オタキングは渋い顔で言った。
「う~ん、僕も衰えたなあ。若い頃なら1秒で出来たのに」
言葉を失って呆然と立ち尽くす僕。ケイタさんに至っては「う~ん!」と唸って失神してしまった。よほどショックだったのだろう。こんな神業を目の前で見せられたのだから仕方ない。
やはり岡田斗司夫は模型の達人だった。