感動!岡田斗司夫が東大を蹴って大阪電通大に進学した理由(第二話)





萌え萌えオムライスを食べる岡田斗司夫の同級生を見つめる常連客たち。
ようやく食べ終わった男性は「ふぅ~」と大きなため息をついて口を開いた。
「では高校時代のオタキングについて・・・」
と、ここで常連客の一人が叫んだ!
「ちょっと待つでござるよ!お主が本当にオタキングの同級生という証拠がないでござる!」
言われてみればその通りだ。
メイド喫茶やメイド居酒屋では有名人の知り合いのふりをして女の子をナンパする不届きな輩もいるという。
先日もEVAの庵野秀明監督の知り合いのふりをしてメイドさんをナンパしようとした輩が出入り禁止になったばかりだ。
この年配の男性もその手の輩ではないのか?
するとメイドのエリザベートちゃんがこういった。
「ではこうしましょう。今からオタキングの同級生しか答えを知らない難解なクイズを出すわ。それに全問正解すればあなたをオタキングの同級生と認めてあげる!」
店内から「おぉ~」と歓声が上がった。エリザベスちゃんの機転に皆感心しているようだ。
年配の男性も承諾しクイズ合戦が始まった!
以下はその鬼気迫る攻防の様子である。

エリザベス「そもさん!」
年配の男性「せっぱ!」
エリザベス「オタキングの高校一年の時のあだ名は?」
年配の男性「ふふ、これはひっかけ問題でござるな。正解は”岡田君”」
エリザベス「せ、正解よ!では第二問。そもさん!」
年配の男性「せっぱ!」
エリザベス「オタキングの高校二年の時のあだ名は?」
年配の男性「ふふ、これもひっかけ問題でござるな。その手には乗らんでござるよ。正解はやっぱり”岡田君”」
エリザベス「ぐぬぬ。せ、正解よ!では第三問。そもさん!」
年配の男性「せっぱ!」
エリザベス「オタキングの高校三年の時の靴のサイズは?」
年配の男性は即座に答えた!「岡田君!」
エリザベス「ブブー!ハズレでぇ~す。正解は四捨五入すると25センチでぇ~す」
年配の男性「し、しまったぁあああああ!!!!!!!」

その瞬間店内から「ワァ!」と歓声が上がった。実はメイド喫茶xyzのメニューにはメイドさんとのミニゲームが記載されておりその中に「メイドさんと胸キュンクイズ勝負」というのがあるのだ。
クイズ勝負に関しては百戦錬磨のエリザベスちゃんに新参の客が勝てるはずはなかったのだ。
一問目と二問目がひっかけ問題。こうなると三問目も同じ答えのひっかけ問題が来る・・・そう考えた男性は問題をろくに聞かずに同じ答えを繰り返してしまった。
敗北者の男性はがっくり肩を落とすと「で、でも僕は本当に岡田くんの同級生なのに・・・」と捨て台詞を残し、レジで会計を済ませてトボトボと店を出ていった。お会計は萌え萌えオムライスとメイドさんとのクイズゲーム代で合計2160円だった。
店内では常連客達が「エリザベスちゃん完全勝利確定!」「そーれ!わっしょいわっしょい!」と大騒ぎだ。
だが敗北者の男性が気の毒になった僕は店を出て彼の背中に声を掛けた。
「一度の敗北で諦めてはいけないでござる!ネットで高校時代のオタキングの情報を集めて来週またクイズ勝負に来るでござるよ!」
すると年配の男性は僕を振り返り親指を立てて気弱な笑顔を浮かべて「ありがとう」と言い、さらに「僕、本当に同級生なんだけどなあ・・・」とつぶやきながら去っていった。

敗北者は常に惨めだ。だがいつまでも負けっぱなしではない。逆転勝利のチャンスもまた常にあるのだ。
ディープなクイズおたくの集うメイド喫茶xyz。メイドさんが君の挑戦を待っている。
(次回に続く)